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つんく♂の超プロデューサー視点!

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#つんく作詞

楽曲において最も大事なのは「耳キャッチ」と「パンチライン」

これまでに約1900もの楽曲の作詞を手がけてきたつんく♂。プロの歌詞の書き方をテーマとしたコラムを、お届けします。後編は歌詞にとって最も重要な、「耳キャッチ」と「パンチライン」編です。前編はこちら。 (文 つんく♂ / 編集 小沢あや / イラスト みずしな孝之) 耳にひっかっけるセンテンス選びがプロの腕の見せ所 前編のコラムで、「多くの人は、歌詞の中身が頭に入っていない」という話をしました。 何かのきっかけがあって、やっと楽曲をしっかり聴くようになります。そのときに大事

プロ作詞家としての「歌詞の書き方」教えます。

プロの作詞家とアマチュアの違いこれまでも、何度か歌詞の書き方を伝授してきました。 歌詞って誰でも書けるし、誰が書いたものも正解です。100m競争みたいに、誰が1位かを明確にする指標はありません。 ただし、概ねの人が「素敵」とか「感動した」と感じる作品があります。また、逆に誰が見ても「え? 何が言いたいの?」とか「何にも入ってこない」というような「差」はあるでしょう。 しかし、「え? 何が言いたいの?」ってものを、「100万円出してでも買いたい!」と言う人がいるのもまた、