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原田波人 4/5発売 Sg 「純情ホトトギス」 ライナーノーツ

これまでにもいろんなタイプのいろんな歌手の方々に曲を提供させていただきましたが、
今回「純情ホトトギス」という曲を提供させていただいたのは、
なんとも若い20歳の原田波人君。

デビュー前のアマチュア時代の歌やデビューしたての頃の動画も
見させていただきましたが、
なんとも新鮮なキャラクターを持つ彼。

そんな彼がドロドロの失恋ソングを歌うのも変だし、
かといってダンスミュージックを歌うというような企画になるのも「違うな〜」
って思いながら、
どんな曲を作ろうかと実は結構迷いました。

具体的な彼の代名詞になるような言葉を探していると、
声に特徴のある鳥「ホトトギス」という言葉に巡り合います。

若い時の短くても情熱的な恋って
「永遠に終わりなんてこない」って思ってたのに、
ひょんなきっかけでパタっと終わってしまう。

「ああ、人生が全て終わった」なんて沈み込みまくる。

そののち大人になってから振り返ると「なんであんなに夢中になってたんだろ」
なんて思うようなことも多いでしょう。

初夏に限定して情熱的に鳴く鳥なんて、若い頃の恋愛そのもの。
まさに今の原田君にぴったりやん!
それに気づくと、そこから一気に出来上がりましたよ!

一番では「短い恋だとわかってたら恋に落ちなかった」
と言ってるけど、二番では「どんな状況で出会っててもやっぱり惚れたよ」
って歌っています。

どうぞ、この矛盾感を愛してやってください!

曲の出だしはムード溢れる曲調なんですが、
「は〜ホトトギス〜」ってサビからはムードが明るくなって、
初夏の匂いがするイメージです。

どうぞみなさん一緒に「ホチュチュッチュン!」してくださいね。

C/Wの「紀伊國音頭」は夏の風物詩とも言える「音頭」に
させていただきました!

和歌山出身ということもあって、「紀伊國音頭」。
ベタに名物をたくさん入れさせていただきました。

和歌山といえば、
どうしても「梅干し」や「柑橘類」を想像してしまうんですが、
この紀伊國音頭は、
それよりも「すっぱい」でも「甘い」でも「苦い」でもなく
「チュラチュチュチュ」な味。

どんな味や!
ってなるくらい「チュラチュチュチュ」な紀伊國音頭を
原田君と一緒に歌って踊って楽しい夏にしてほしいですね!

 

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