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NHKアニメ「パラ卓球 × チームふたり」のテーマ曲「もったいない青春」セルフライナーノーツ

曲を聴いていただければわかりますが、青春がもったいないのではなく貴重な貴重な青春の1ページ。
1秒でも無駄にするのはもったいない。
 そう考えて曲を作り上げました。 

 自身の経験として、私は大病をし、ずっと当たり前のように歌ってきた大好きな歌が歌えません。

 だからといって今、楽しくないか、つまらないか、と聞かれたらキッパリと断言出来るほどに、毎日を楽しんでいます。

 今の私は、今の自分を楽しまないのは本当に時間がもったいないとそう思います。

 今回、NHKのアニ×パラさんがパラスポーツを応援するという番組で、テーマ曲の制作依頼をいただき、一緒に応援することが出来たこと、とても誇りに思っております。

 冒頭に青春の1ページという言葉を使わせていただきましたが、オギャーっと生まれて、人生の終幕を迎えるまでが、青春の1ページだと思います。

 この曲は青春を生きる全ての皆さんへの応援歌ではございますが、この曲を作ってて私もハッと気がつくことがたくさんありました。 なので、私も終わりなき青春を謳歌させていただこうと思います。

 岩渕選手の試合の模様も色々拝見させていただきました。
誰かのために戦うのではないと思いますが、その姿を見ているだけでたくさんの勇気をもらいます。

 今後のパラスポーツでのご活躍、またまたたくさんの方々の勇気となることと思います。 正直、プレッシャーをかけるようなコメントにはなりたくないんですが、でも、もし僕が選手だったらこういうプレッシャーって心地よいプレッシャーなのかなぁ〜なんて勝手に思ってしまったので、やっぱり応援させていただきたいと思います(笑)。

 今回のこの曲を「横山だいすけ」さんが歌ってくださるということで、妻と二人感動しております。
というのも我が子が生まれたのが2008年4月。

 ちょうど横山さんがだいすけお兄さんとなって活躍なさってた時期に双子を授かりました。

 僕も小さなお子様に元気を与える曲をたくさん作っていると自負しておりました。
 しかし、よちよち歩くか歩かないかって時期から幼稚園に行くか行かないかあたりの子どもさんへのあれだけの影響力のある番組で、ちょっとした小ボケをする時の顔や大笑いしている顔、真剣な表情など、過去にない個性的なお兄さんとして活躍をなさり、たくさんの歌声を聴かせていただき、世の中にはまだまだたくさんの音楽があるんだなと、心から感心させられた記憶があります。

 まだまだ頑張らねば!と。

 そんな刺激をくれた横山さんが今回歌ってくださるということで、この縁にとても感謝しております。

 困難って誰にでもやってくる人生の試練です。
僕も小学生の頃から、何度も何度もそういう場面がありました。
「あかん、もう無理や」「終わったな」などなど・・・

 でも、今もこうやって生きています。

 クラブ活動の時、受験の時、友達との摩擦、家族との関係など、それぞれの人生の中で他人にはわかってもらえないような不条理にもたくさん出会います。

「もう無理や」って思ったかもしれませんが、あの頃の痛みはすっかり忘れて、今もこうして生きてます。

 今は苦しい瞬間かもしれませんが、きっと乗り越えます。それが人間です。

 何か違う方法で乗り切るんだと思います。

 人間、レールの上を走るモノレールではないわけです。
なので、空を飛んでも、自転車に乗り換えても、脇道にそれても、遠回りしても、穴を掘ってでも、いや、もしかしたらあっちからこっちに来てくれるかもしれないし。

 とにかくゴールに向かう方法はいくつもあります。
 心のスイッチを切り替えて、どんな方法になったとしてもゴールへ向かえばいいと思います。
 そして、ゴールそのものが急に違う目標になってもいいのだと思います。

 人生、それくらいアグレッシブなんですよ、きっと。

 ということで、何かと偉そうなことを言いましたが、私自身もまだまだ青春の途中。
もっともっといろんなことを学んで、この先の人生に役立てたいと思います。
 何より、人生「楽しまなきゃもったいない!」それをモットーに生きて行きたいと思います。

 ファイト!


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【楽曲情報】
パラスポーツの魅力をアニメで伝えるプロジェクト第12弾「パラ卓球 × チームふたり」のテーマ曲
タイトル:もったいない青春
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
歌唱:横山だいすけ&NHK児童合唱団
番組HP:https://www.nhk.or.jp/anime/anipara/detail12.html

横山だいすけ_宣材写真のコピー





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総合エンターテインメントプロデューサー / TNX株式会社代表取締役社長。1992年、ロックバンド・シャ乱Qのボーカリストとしてデビュー。音楽家として作詞・作曲と、「モーニング娘。」をはじめとした数多くのアーティストプロデュースを手がける。