アンジュルム 6/14発売 Sg「同窓生」セルフライナーノーツ
世間的にもハロー!プロジェクト内でも、「アンジュルム」という名前が
十分浸透して、元来「スマイレージ」であったことを忘れてしまうほど、
「アンジュルム」として成長しましたね。
竹内が卒業するということで、
寂しいもんですね〜。
ですが、書道家になっていくという、ある種これまでのハロー!プロジェクトにはなかった
規格外の進路。
これには驚きました。
が、冷静に考えて、
日本人にとっては文字だけど、
俯瞰的に見ると、それはアートなわけで、
これまでは歌手として日本国内むけにアピールしてたけれど、
書道家としてなら、世界に向けて発信出来るし、
彼女のバイタリティがあれば可能性を感じるし、
これまでの世の中にありそうな「上手」な書道でなく、
竹内らしい、規格外の「書道」を期待しています。
で、そんな竹内が卒業する曲として、
アンジュルムが歌うべきことを考えてみました。
ティーンの頃からメンバーと切磋琢磨をし、ある種戦ってきた彼女たち。
人間誰しも、他人を見て、つい自分と比較して、
「あの子はいいな〜」「なんで私はこんなんなんだろう」
なんて思いがちなわけで。
ましてやそれが恋人とか好きな人だったら、
どんな風に思うんだろうってね。
対等なようで、「捨てられたらどうしよう」
「嫌われてないかな?」
自分に対しても「来年も好きかな」「今より好きになるのかな?」
というような疑心暗鬼まで生まれて、
貴重な青春の日々をハラハラしながら生きなければなりません。
誰かを信じるって難しいわけです。
でも、この曲では、
本当の「優しさ」に気がつき、
「信じる」ことを知る。
そして、そこに日々の幸せを感じ、
最後に感謝を述べる。
実に当たり前のように見えて、
必死で生きてる時、青春のど真ん中では見失ってしまうことを
歌詞にしてみた。そんな感覚です。
竹内の卒業というキーワードがあったからこそ、
生まれてきた歌詞でもありますが、
竹内の卒業後も、
アンジュルムのメンバー間はもちろん、ファンのみなさんとの
信頼の誓いの曲、といった、そんな曲になればいいな〜って思っています。
二番の歌詞の「成長してく感じ」に対して、
なんとなく感じるモヤモヤな感覚。
嬉しいより、悲しいのかなって思ったあとに、
「いや、なんかちゃうな。なんだろこの感じ」って
ニュアンスがしっかり伝わってると嬉しいです。
竹内の卒業もあるし、アンジュルムのパワーを使った
ノリノリ曲も書いてみたかったけど、
今回はメッセージを伝えたかったので、ミディアム曲で仕上げてます。
次のチャンスの時は派手派手ノリノリなアンジュルム曲もお届けしたいです!
ではでは。
商品情報はこちら
http://www.up-front-works.jp/release/detail/HKCN-50758/