ハロプロ研修生 9/29 Album収録曲「Upside down girl」ライナーノーツ
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ハロプロ研修生 9/29 Album収録曲「Upside down girl」ライナーノーツ

歌唱者:小野田華凜、広本瑠璃、橋田歩果、平山遊季、豫風瑠乃、村越彩菜


つんく♂サロンを始めてからですが、ここ1年くらいでザクザクとハロプロ研修生のことを研究させてもらったけど、タワーレコードの社長嶺脇育夫さんとの対談直後に作ったのがちょうどこの曲。


一般的に社会の上下関係と言えば「年功序列」と言われてきました。ただし、芸能界においては、本当の年齢の序列ではなく、芸能界の門を叩いてからの年齢。つまり芸能界で過ごした歳月の長い人が事実上の先輩(上)となります。

それはハロプロ全体においても年齢よりも先に門を叩いた人が先輩(上)となるわけですが、ただし、やはり人気商売でもあるし、力(芸)がモノをいう世界でもあって、人気が出たり、グループのメンバーに抜擢されたり、メジャーデビューが決まったりすると、先輩後輩の立ち位置は変わらないものの、それでも何らかの序列に変化は起こります。

まあ、なんというか、言葉で表現するのは難しいけど、雰囲気は飲み込んでもらえてると思います。

そんなこんなを曲に詰め込んだらこうなりました。

50年以上生きてる僕からしたら半年くらいあっという間ですが、ティーンの彼女たちにとってはとてつもなく長い期間のはずです。

ご承知のように、ここ2年ほどはコロナによって、エンタメ業界の動きが大きく変わりました。
しかもまだ最中です。

変わったならまだしも止まっているものもたくさんあります。

ティーンズのメンタルを話せば、何もハロプロ研修生の話だけでなく、世間一般の中高生たちにとっても、当たり前だった修学旅行や体育祭。友人の家に泊まりに行ったり、単にデートするだけであってもかなりの制限がかかっているように思います。

なんにも考えずにこの時期を過ごした僕らの時代とはメンタルにおいて全然違う環境といえます。

どうか、このストレスやプレッシャーに負けることなく、腐ることなく、重要な青春時代を過ごしてほしいな〜ってそう思いながら作らさせていただきました。

ちなみに、サウンド的には、ライブやコンサートのオープニングを飾るような曲をと思って書き始めました。

こういう時ってめちゃ迷うんですが、ノリノリが前提だとして、「長調か短調か」です。
もちろん「LOVEマシーン」のように混合の曲でミラクルが起こることもありますが、まあ、そんな簡単にミラクルが起きるわけでもなくね。

で、今回は短調を選んだわけです。

あの子らがニコパチっと笑顔で歌い始めるもよしなんですが、過去の低年齢層が多かった研修生時代とも違い、最近はミドルティーンが多いハロプロ研修生なので、真剣に音楽に向き合ってるような鋭い顔から始まってほしいなって思ったので。

パフォーマンスしている顔を見ましたが、狙い通りみんないい顔で歌ってくれてました。

さらにちなみに、僕的に気に入ってる場所は「喝采あびちゃえば木にのぼる!」のところです。
2番のこの位置、歌詞的にもパフォーマンスするにしてもダレてくるあたりなんでとても重要な部分です。

その辺を踏まえつつ聞いてください!

レコーディングにおいての歌唱メンバーは
小野田華凜、広本瑠璃、橋田歩果、平山遊季、豫風瑠乃、村越彩菜です。

過去の僕のハロプロ研修生の分析コラムです。


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アルバム情報はこちら。
http://www.up-front-works.jp/release/detail/UFCW-1155/


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総合エンターテインメントプロデューサー / TNX株式会社代表取締役社長。1992年、ロックバンド・シャ乱Qのボーカリストとしてデビュー。音楽家として作詞・作曲と、「モーニング娘。」をはじめとした数多くのアーティストプロデュースを手がける。