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つんく♂の超プロデューサー視点!

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2023年1月の記事一覧

ハロヲタ・でか美ちゃんと市川紗椰が選ぶつんく♂パンチライン!「生活感と壮大さが混在する歌詞編」

つんく♂が考える、「パンチライン」の定義。つんく♂:よろしくお願いします! でか美ちゃん・市川:よろしくお願いしますー! つんく♂:今回は「つんく♂パンチライン」についてふたりに聞きたいんやけど、選ぶのはどうやった? でか美ちゃん:めちゃくちゃ悩みましたよね。 市川:悩みました。 でか美ちゃん:そもそも「好きな歌詞」と「パンチライン」って定義が違うから、これまで考えたことがなくて。頭が割れそうになるくらい悩みました。 市川:わかります!  でか美ちゃん:だから、

セルフプロデュースで絶対にハマる落とし穴の話

僕は音楽プロデューサーとして、曲を作り、歌詞を書き、楽器を使ったレコーディングもします。 時には、ミックスダウンをするためにスタジオのコンソールを自分で操って曲を仕上げたりもしました。さらには振り付けのアイデアを出したり、衣装の方向性なんかも決めます。 シャ乱Qが売れてからは、バンドのプロデューサー名が「シャ乱Q」自身となりました。 デビュー後、売れる前まではサウンドプロデューサーやレコード会社だったり事務所の担当マネージャーが「こういうの面白いだろ?」「こんなのやって

「理想通りに育たない方が良い」僕自身が痛感した、プロデュース論。

バンド、シャ乱Qでデビューした20代の頃は「早く売れたい!」と思っていました。 でも実際に25〜26歳でヒット曲が出た頃には「いつまでもつかな。せめてあと2、3年食えたらええな。なるだけ貯金しておこう」ってマジで考えていました。正直、何十年も食べられるとは思っていなかったんです。当時は仲間のバンドマンもメンバーもオリコン上位はみんな外車に乗ってましたが、僕は国産車。 ただ、その代わりに「今の人気もいつまで続くかわからないし、下北沢でうどん屋さんでもしておきたいんですが」っ

毎日、大量に届くプロモーションメール。大事なメールが埋もれてしまい……。