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つんく♂の超プロデューサー視点!

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2024年4月の記事一覧

僕の音楽人生に革命を起こしたエンジニアとの出会い

以前、シャ乱Qのデビュー曲「18ヶ月」の話をしましたね。 この後、プロになってから作った2nd シングル「とってもメリーゴーランド」、そして僕の音楽人生を変えたエンジニアさんとの出会いについても振り返ろうと思います。『ASAYAN』でモーニング娘。のレコーディング時に散々映ったあのスタジオの成り立ちも含めてね。 2nd シングル「とってもメリーゴーランド」は、デビューの為に上京した1992年以降に東京で作曲したものです。レコード会社と事務所の人間が集まって、メンバーが作っ

大人に付き合うのは大変! って、昔は思っていたけど……。

お花見や法事の集まり、子ども時代は大変でした。そりゃ僕が小さい頃、50年近く前なので今と比較できないかもしれないけど、どれも小学生にとってなかなか苦痛な時間だったように記憶しています。なぜならなんせ長っ。

「OWVの器用さは、進化したミニモニ。っぽい」 つんく♂×OWV座談会

つんく♂へ質問「歌で人の心を震わせるには、何から始めるべき?」つんく♂:では、後半は、つんく♂に聞きたいことを質問してもらいましょう。 中川:以前、BE:FIRSTさんと一緒に仕事をした時に、歌とパフォーマンスに心を打たれて泣けたんです。ステージには理想が100%投影されていて、すばらしかった。歌で人の心を震わせるには、どういうことを意識すればいいのでしょうか。 つんく♂:一撃で「誰が聴いても上手い」って思う領域があるよね。そういう、ある種で超特別な人は除くと、「歌唱力

OWV、デビューまでの道のりをつんく♂に告白

OWVの誕生秘話につんく♂「紆余曲折あったんだね」つんく♂:今日は楽しくやりましょう。では、さっそくデビューまでの道のりを聞かせてください。どんな夢を持っていたの? 中川:じゃあ僕から。中川勝就です。昔から芸能界に憧れがありました。でも、大学4回生までは就職も視野に入れて、企業の説明会にも参加していましたね。本格的に就活が始まる直前に「最後の記念受験だ」と東京で俳優事務所のオーディションを受けたら合格して、「アーティストになりたい」という気持ちが強まったんです。でも、結局う

近畿大学入学式2024年「祝辞」と「ウェルカムパフォーマンス映像」

つんく♂祝辞近畿大学へ入学された2024年度の新入生の皆様、 並びにご家族、関係者の皆様、本日はまことにおめでとうございます。 近畿大学1991年の卒業生、つんく♂です。 近畿大学の入学式をプロデューサーとして最初にお手伝いさせていただいてから、早11年。 本日お集まりの学生の皆さんはまだ小学生だったのかもしれませんね。 僕は9年前に病気で声を失ったので、音楽の仕事にもいろんな制限がかかりました。それでもなんとかたくさんの方の応援、支えがあってここまでやってこられました。