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新時代の芸能オーディション必勝法! 重要な「5つのポイント」教えます。
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新時代の芸能オーディション必勝法! 重要な「5つのポイント」教えます。

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マガジン「つんく♂の超プロデューサー視点!」のご愛読、ありがとうございます。今回は長年、審査員として多数のオーディションに携わっていたつんく♂が、「新時代の芸能オーディション必勝法!」をテーマに書き下ろしたコラムをお届けします。
<文 つんく♂ / 編集 小沢あや(ピース) / イラスト みずしな孝之

僕はこれまで、モーニング娘。をはじめとするハロー!プロジェクトのメンバーを中心に、色んなオーディションの審査員を経験してきました。そんな中で学んだこと、理解したこと、疑問に感じたこと、うまくいく人の特徴などを話してみたいと思います。
 
昨年はオンラインで映画ヒロインのオーディションも行いました。芸能界でもオンラインのオーディションや面談が増えていると思います。ということは、これまでの「面接必勝ガイド」のような本もあまり参考にならないってことです。

そんなわけで、今回は新時代の芸能オーディション必勝法!重要な5つのポイントをお伝えします。

<面接(オーディション)において重要なポイント5つ>
「清潔感」
「常識力」
「能力」
「情熱(積極性)」
「柔軟性(聞く耳)」

最初にすることは、応募やアポイント。待っていてはダメです。自分から探して積極的にアピールください。最近はアプリ等でも、自分のプロフィールを書いて提出しますよね。

たくさんオーディション等に応募してると、どうしても慣れが生じてきます。そうすると、いつの間にかプロフィールに書く内容が横着になってきがちです。

しかしそれではいけません。どれを読まれても、完璧な自己アピールに繋げるべきです。少々しっかり時間を使って、丁寧に記入することをおすすめします。とくに、自己PRのところは簡単なエピソードがあると良いです。ここは長いと逆に損をします。短く的確で具体的であることが重要です。

たとえば「高校の時、部活で演劇部で主役だった」だけでなく、「前日に下痢をして、本番の45分はヒヤヒヤしてました」みたいなちょっとしたエピソードが加わってると、面接の日にも話題が広がりやすいです。

「清潔感」

まず肝心なのは、写真です。盛り盛り写真はやめた方がいいですね。僕のオーディションはとくに、自然体が嬉しいです。

学生服やジャージも歓迎ですが、Gパンと、あまりダボっとしてないシンプルなTシャツなんかがいいですね。メイクや髪型もシンプルで、ほんの薄化粧でOKです。小学生中学生あたりはすっぴんで。僕もプロなのですっぴんを見た方が「あ、この顔の子はこういうメイクでああなるな」ってわかるんですが、すでに盛り盛り盛られてると頭の中で想像しにくい。むしろ「もうええか」って、その子を追求したい欲求が削がれます。
 
盛り盛り盛られていると、「これから一緒に同じ仲間(家族的なニュアンス)としてがんばろう!」としている仲間の素顔(精神的な意味で)が見えない感覚。「この子、うちに来てもなんか隠し事するんちゃうかなぁ」というような気持ちになります。髪の毛で隠してるのも、同じことですね。

何かの雑誌に載るのであれば「かわいい雰囲気を出したい」っていうのもわかります。しかし、いわゆる履歴書の写真というのは、「心を見てもらう」素材と考えてほしいのです。「なんにも隠してません」というような顔で写ってほしいですね。
 
メイクや髪型に関しては、必要最低限よりさらに「少なめ」でちょうどいいように思います。それよりも、大事なのは「清潔感」。清潔に見せることをを意識してください。一般的なオーディションや面談でも清潔感がないとスルーされがちだと思います。
 
さて、第一次段階まで進んで面談(オンライン面談)の当日の心構えです。リアル面談ならば僕たちが学生時代に習ったような「ノックして、椅子の横に立って、お辞儀して……」みたいな段取りも未だにあるとは思いますが、しかし、昔と比べて、そこまで細かく求められることはないはずです。
 
ファッションとして不良スタイルでもいいんですが、やっぱ清潔感です。「全身真っ白にしなさい」ってわけじゃないです。靴から髪型まで「素でいいね」って思ってもらえること。それこそが、本人への興味なわけです。

例えばモーニング娘。のオーディションを受けに来た田中れいなは当時12歳くらいだったけど、ファッションはヤンキースタイルでした。でも、彼女には清潔感がありました。
 
芸能界のオーディションですが、最初から「歌がめちゃうまい」「ダンスがプロ並み」みたいなことを期待してるというより、まずは「清潔感」が大事、というお話でした。

「常識力」

さて、次に常識力。さっきも書いたように、型式だった面談のやり方を丸暗記してきてもダメです。2つくらい質問すれば、常識があるかないか、よくわかります。

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総合エンターテインメントプロデューサー / TNX株式会社代表取締役社長。1992年、ロックバンド・シャ乱Qのボーカリストとしてデビュー。音楽家として作詞・作曲と、「モーニング娘。」をはじめとした数多くのアーティストプロデュースを手がける。