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Task have Fun10月29日発売シングル「あしたに向かうダイアリー」Danceや衣装、MVに関して

そしてダンスや衣装、MVのお話。

さて、ダンスのお話ですが、これも苦労したね。

事務所に聞くと、今までは、1曲に対してそんなに長い時時間、振り付けを覚える時間としてレッスンしてこなかったようです。ライブやイベントを中心に活動してるとそうなるのも当然です。

今でこそ、モーニング娘。にしても時間を決めてレッスンしてますが、初期のモーニング娘。や太陽とシスコムーンたちはダミーダンサーとかもいなかったし、とにかく振りが決まるまで何度も何度も振り付けしてました。

この「あしたに向かうダイアリー」に関してはさすがにコロナ禍でもあったので、密にならないために工夫もしつつ、時間を決めて、必要最小限で行いました。

今回の振り付けはYOSHIKO先生。

サロンではゼミの講師もお願いしましたね。

「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」以来、彼女とももう20年のお付き合い。

長いね。

まず第一印象として、彼女たちの実力を感じてもらうためにもざくっとした方針だけ投げて、レッスンがてらまるっと振りを入れてもらいました。

機会があればその時のダンス動画も見てもらいましょう。

まあ、リズムのないことないこと・・・(笑)

ちょっと面白かったです。

  

さて、僕とYOSHIKO先生とで、根本からの練り直しです。

大きなテーマをオルゴール人形としました。

顔の表情も指示しました。

最後の最後まで意味のないニコニコ笑顔は要らない。

ハーフ回を歌ったあとの、最後の部分「自分の目標に向かって進みます」

って宣言するところまでニコニコさせないで下さい。

と、顔の表情を大事にしました。

一番大きな目標はダンスのスキルでなく、

達成感であるということ。

ちょっとでも踊れるところを見せたい気持ちもあるかもですが、そこは本人たちも古いファンたちもグッと堪えて。

世間のたくさんの方に「お?なんだこの子ら」って少しでもひっかかってもらうために少し変化を出します。

テーマを「オルゴール人形」としました。

踊らせないための工夫です。(←ここ重要ポイント)

※踊らないことと16ビートを感じることはまったく別問題です。

ダンスが止まっていても曲が持つリズムはずっと流れています。

ダンスの腕前はさておき、小学校の体育祭の時の「女子高学年による創作ダンス」とかって、「踊れる子、踊れない子」関係なく百人とかでユニゾンで踊ったりするでしょ!?

ああいうのって、今日やってすぐ出来るのではなく、体育祭の何ヶ月も前から何度も何度も練習するから完成するわけで、で、踊れない子とかも含めて、その頑張った結果に、みんなで感動するみたいな、そんなロマンなわけでしょ?!


彼女ら三人にも、「あしたに向かうダイアリー」では、ダンスの力量関係なく、練習しなければ絶対に出来上がらないような合わせ技というか見せ場が欲しい!というのをYOSHIKO先生に伝えました。

  

それをテーマに振りも付け直してもらい、第二段階目に進みます。

センターなんか要らねぇ

次の段階での重要なポイントは、歌割りも考えた上での振り付けとして、センターを置かないセンター移動式のフォーメーションです。

  

三人が交互に真ん中に立って歌う。

そんな振り付けで進めてもらいました。

センター無しVer.でいい感じに仕上がってきたんですが、歌ってない時に振り付けがストップモーションだと、曲のリズムが全く止まってしまう。

  

これでは曲が死んでしまうし、歌が歌いにくい。

  

これを打破するには、細かくビートを取るしかないなと思い、Aメロから細かくリズムを取ることにしました。

さらに曲のリズムを見てる方にも(本人も取りやすい)分かりやすく感じてもらうために、曲にあるアクセントも細かく取っていきます。

  

  

なんでリズムが出てこないの?

振り付け、第二段階が仕上がったのに、Aメロにリズムを入れたのに、ダンスが流れる・・・

  

なんでやろ。

  

よく見てみると、リズムを取ってるのか単に細かく揺れてるのか、その辺が分からなくなった。

3人も縦が微妙に違う。合わない。

これはいかん・・・

  

そう思ったので、最終段階でAメロのオルゴール人形の時も、2拍目、4拍目にアクセントをつけて仕上げました。

わずかな誤差だけど可動範囲が大きいとずれて見える。

  

振りが体に入ってくるとこういう現象が起こってきます。

  

音を聞く前に移動してしまうんですね。

本来は音を聞いてからダンスは踊るものですが、曲を覚えちゃってるので、予言出来るわけです。

なので、音が聞こえる前に先に踊っちゃうわけです。

「早取り」とか「ツッコム」って奴です。

  

これはダンス振り付けあるあるです。

  

3人ともが自分のタイミングでおのおのツッコんでるので、それはそれは滑稽でした。

  

  

MVを高画質で撮ったよ

MVに関して僕がとにかく拘ったのは、画像&画質です。

テイストとして映画でいう「8ミリ」だったり「16ミリ」で撮ってるようなドラマチックな感じにして欲しい。

ただ「レトロ」とか「懐かしい」ということではなく、4Kや8Kなど画質は令和2年Ver.にアップデートされてないといけない。

なので、そんな映像を作れる監督をリサーチしてほしい!とお願いしました。

スマホのアプリにもありそうな簡単な加工アプリで動画をフィルム撮影風にするとか、そういうことではないんです。

  

クラファンで皆さんからサポートいただいた資金なので、音楽そのものにも投下しますが、やっぱ女の子たちの作品なので画像の美しさ、彼女たちの見栄えというのはとても大事です。

  

僕が監督やマネージャーに伝えたのは、セコい感じのスタジオ白ホリバックで顔だけ綺麗に見えるような、そんな画像はやだ!って言いました。

  

奥行きがあって、スケール感もあって、かつ顔や表情が見ているこっち側に伝わってくる感じ。

  

それと、ダンスの時に伝えたオルゴール人形的な神秘的というか、ドールな感覚。それを映像の中でお願いします!と。

  

で、衣装の話になりましたが、当年齢より1〜2歳お姉さんに見えるおシャレモード系でちょっとゴージャス感のある衣装(でも作った感じのコスチューム感がないように注意)と、もう一つは距離感が近く感じる爽やかなカジュアルな衣装。

  

ちょっと呼吸が聞こえてくる感じの部屋着って感じかな。

で、揃えてもらいました。

  

最初はこんな感じとこんな感じ。↓

私服衣装1019画像パターン2

まず思ったのが、「テーマパークのオルゴール人形」感が何かたりないなって思って。

で、頭にヨーロッパの貴婦人的な方が公の場でつけそうなそんな髪飾りないかな?って探してもらいました。

こんなやつ↓

ヘッドアクセ

うん。いい感じ。

って思って進めてもらってたんですが・・・

  

撮影の1週間くらい前かな・・

もう1回撮影の衣装を見てて何か違和感、感じたんですよね。

なんまやっぱまだ距離感感じるよなぁ。。

  

いまいち寄り添ってくれない。

  

これではファンは、つんく♂「プロデュースになってからTask はタカビー(死語すまん)になったなぁ〜」って思うよなぁ。って。

  

急遽、「これじゃない。もしかしたら袖から下が要らないのかもしれない。ノースリーブでもう一回集め直してください!」

  

と急遽対応してもらった。

  

最終形↓

最終_私服

はぁ〜間に合った。

私服風衣装は近所のパン屋さんにいくくらいラフな感じで

一気に距離が近くなった。

やっぱこないだのは同じ私服でも、近所の高級スーパーに行くためにわざわざ着替えた感じ。

最終的な衣装は日曜の午後に近所のパン屋さんにいくくらいラフな感じ。

 

よかったぁ〜。

ビデオにもその感じしっかり出たと思います。

  

ちなみにMV撮影は千葉県の九十九里で撮影しましたが、オルゴール人形がメインの小さなテーマパーク感がしっかり出たと思っています。

  

本人たちがどれくらいの満足感か、まだ、それをこれから実感する途中だとは思っていますが、第一弾としてすべきことは全部やれたなとそう思っています。

  

どうぞ、お楽しみください


よかったら、#つんくnote #つんく視点 で、感想をつぶやいてください(うれしかったら、僕もRTします!)。それでは、また今度。

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S__326696964_あしたに向かうダイアリー通常盤

つん♂タス♀プロジェクト・1stシングル【あしたに向かうダイアリー / Task have Fun】 MVはこちら!

つんく♂✖️Task have Funプロジェクト 1stシングル「あしたに向かうダイアリー」先行デジタル配信決定

タイトル:あしたに向かうダイアリー

発売日:2020年10月29日

形態:CD

本体価格:¥1091(税抜)

収録曲

「あしたに向かうダイアリー」

を含む全4曲収録


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総合エンターテインメントプロデューサー / TNX株式会社代表取締役社長。1992年、ロックバンド・シャ乱Qのボーカリストとしてデビュー。音楽家として作詞・作曲と、「モーニング娘。」をはじめとした数多くのアーティストプロデュースを手がける。

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