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アイドルのプロデュース論をつんく♂&朝倉未来が熱弁!

noteマガジン「つんく♂の超プロデューサー視点!」。プロの総合格闘家で、実業家としても名を馳せる朝倉未来(みくる)さんとの対談を、YouTubeでは編集された部分も含めて、対談をほぼノーカットで公開します。

後編では、つんく♂がプロデュースしてきたアイドルの話題を中心に「逸材だと感じた人物」や「アイドルプロデュースで心がけたこと」を語りました。また、つんく♂から朝倉さんへ「総合格闘家を目指した理由は?」と逆質問する場面も。前編はこちら
<構成 結井ゆき江 / 編集 小沢あや(ピース) >

つんく♂が「別格」と感じた3人のアイドル

朝倉:つんく♂さんがプロデュースした中で、「逸材だ!」と感じた子にはどんな力がありましたか?

つんく♂:モーニング娘。やハロー!プロジェクトではそれぞれの時代にセンターがいたけど、やっぱりそういう子って「運」を持っていますよね。オリンピックの選手も開催時期に体を仕上げてこないと大会に出られないわけだし。「実力」プラス「運」な気がします。

朝倉:アイドルの「運」要素って何でしょうね。僕がオーディションをした時は「いいな」って思う子が2人いたんです。けど、グループステージでたまたま5人のうち4人が164㎝、1人が174cmで。「いいな」と思った子は174㎝と164㎝。それなら身長が揃う164㎝の子がいいかなって思ったんですけど。そういうことですか?

つんく♂:僕だったら174cmの子を選んだかも。まとまらない安心感が欲しいから。これは、好みです(笑)。

朝倉:僕はアイドルについては素人だから。揃った方がきれいに見えるかなって思っただけなんですよね。

つんく♂:同じキャラがいるより、色々出てくる方が面白いでしょ。BREAKING DOWNも同じで、同じような不良ばかりでは飽きてくるやん。

朝倉:確かに。これまでにつんく♂さんの予想を超えた子っていましたか?

つんく♂:最初にモーニング娘。をプロデュースした時は瞬発力しか意識していなかったから、いい曲を作ることしか頭になかったんですよね。だけど、2年目以降の長期戦に入って、調和を大切にしたかな。同時に、後藤真希や松浦亜弥という才能と出会えた自分の運も感じました。

朝倉:2人は別格だったんですか?

つんく♂:そうですね。でもやっぱ安倍なつみが最初にテレビに映った後の反響はすごかったなよ。後に出会う松浦の歌唱力は、ちょっと飛び抜けてたかな。

訳ありアイドルをつんく♂がプロデュースするとしたら?

朝倉:つんく♂さんがDark Idolをプロデュースするとしたら、どんな曲をリリースしますか。  

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