2022年4月のひそひそ話。「こだわりやプライドは本当に必要ないのか? 改めて考えてみた」
「プロデュースをする」「作品を作る」うえで、クリエーターやアーティストは何にこだわるべきなのか。
僕が運営する『つんく♂エンタメ♪サロン〜みんなでエンタメ王国〜』の中でも、参加者から「なぜ、こだわりが必要ないのか」「実際、つんく♂さんもこだわってるでしょ?」という質問がありました。
自分の中でも、改めて「本当はどうだろうか?」と、ちょっと考えてみたんです。
たしかに、町のガンコ系ラーメン屋の店主のように「作り方」や「食べ方」にこだわりを持つことも、とても大事だと思うんです。そういう店に行って、叱られながら緊張感を持ってラーメンを食べるのも、楽しいものです。
でも、実際僕の仕事に置き換えてみると、どうだろう? すごく考えました。「俺って何かにこだわってるかなぁ……」って。
前回もnoteに書きましたが、「つんく♂品質保証」のような「最低基準」は絶対にあります。そこは、プロとして仕事する上で譲れない部分なのかもしれません。
いや、譲れないというか、標準装備なので、細かく気にしたこともありませんでした。車を買ったらブレーキがついているような感覚です。
だとして、それ以上のこだわりを持って作っている部分……やはり、そんなにたいそうなものをパッと思いつかない。てか、作品を作る上でそれは必要なんだろうか。やっぱり僕は、こだわりもプライドも持っていないんじゃないか? そう思って、パソコンを閉じようとした時に、ふと3つのこだわりを思い出しました。
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